地元で開かれたIT系座談会イベントで、ドローンをネタに話してきました

地元で開かれた「第七回雑談会 ~はやりそうな技術を考察しよう!~」に参加してきました。

参加者5名のまったりした会で、ITネタを肴に色々話せて楽しい時間に。

私もネタを発表したのでそのあたりもざっくりと。

こんなイベントでした

1人1ネタプレゼンを持ち寄って、それをネタに話そうって座談会。
カフェを借り切って開催なので、少人数でのんびりまったりって感じです。

会場を提供してくださったのはナギサカフェさん。

nagisa cafe / ナギサカフェ
http://food-communication.jp/nagisacafe/

持ち寄ったおつまみやドリンクを囲んでわいわいと。

IMG_5910

以下、スライドの抜粋からいくつか。
ネットで公開しにくいネタも入っているので、全部見たい方はどこかのイベントか直接で。

ドローンで何を話したのか

義父がラジコンショップを営んでまして、ここ最近ドローンのアプリを一緒にあーだこーだといじくって試していたんでそのあたりを。

ということで、こんなスライドタイトルに。

スライド1

イベントタイトルが「はやりそうな技術を考察しよう!」なので、ドローン方面から何か来ちゃうんじゃないのかという感じで。

ドローンってどのドローン

ドローンと言っても色々あるわけですが、今回は何かと話題の民生用マルチコプターで。
以下の写真は義父のお店にあるやつから。

スライド7
※「諸説だろ」という話は現場で通過済みです。以下同じ。

店にあったオモチャのドローン。
法的には機体とバッテリーの合計重量が200g未満のものは「おもちゃ」と定義され、改正航空法の適用範囲外となるそうです。
適用範囲外だから気楽に飛ばせると思われそうですが、200g未満じゃ上空の風で簡単に吹っ飛ぶので遊び以上の使い方は厳しいです。

スライド8

テレビ番組とかの空撮で良く見るのがこいつ。
程よい値段と程よい性能でカメラ付きなので、ちゃんと撮影しようとするならまずはこの辺りがおすすめ。
SDKが出ているので、iOS/Android用のアプリがDJI以外からも出ていて、オフィシャルアプリではできない機能がそういうので実現できたりするの良いところ。

Professionalは約17万だった。スライドに書いた上限金額間違ってた。

スライド9

同じDJI社のPhantom 3の兄貴分に当たる機体(発売はこっちが先)。
お値段はそれなりですが、飛行性能も撮影品質もPhantom 3より上。

この先見せたデモはこの機体で撮影した写真でやってます。

ドローン飛ばしてどうするの

飛ばして写真撮るだけじゃつまらないので、その先どうしようかという話を。

スライド15

Exifにドローン撮影ならではのが追加されるんで、それって何か使えるよねって話。

じゃあ使うためにはデータとして寄せやすいのが必要だねってことで、人間が撮るよりも機械的に撮る方がいいんじゃね?ってことで、自動撮影させるにはってところでSDK。

スライド16

DJI Developer
https://developer.dji.com/get-started/DJI-SDK-Structure/

大事なことは3回書いてます。

が、これを使って作るのもいいんですが、既にあるの使う方が早いよねって話も。

スライド17

これらは自動操縦やら自動撮影やらやってくれるんで、「面」の撮影をやりたかったらすぐ試してみることが可能。
全てInspire-1で動作確認したんですが、iOS版とAndroid版でできるのとできないのがあったりなので、このあたりやろうと思う人はiPadとAndroidタブの両方を持った方が良いです。

んで、自動撮影するとこんな感じに沢山写真ができます。

image

じゃあこれをExifで寄せようと思うわけですが、既にソフトがあった!

スライド18

サンプルに見せたのはこれ。

Pix4Dmapper Pro – Pix4D
https://pix4d.com/pix4dmapper-pro/

機能限定の無料版でもそれなりなことできる。

これ以外にも、クラウド利用で3D化するサービスなども各社あります。

Altizure
https://www.altizure.com/features

Maps Made Easy – Home
https://www.mapsmadeeasy.com/

などなど。他にもあると思う。

で、Pix4Dmapperで写真を寄せてみたのがこれ。

orthomosaic_preview

上空からの写真をひとまとめにして大きな写真に。

そしてもう一つがこれ。

20151121_01

各写真の情報から3D情報を生成する機能。
ぐりぐり動かせます。

こうした先でどうするのかというのは課題なわけですが、できることが分かれば考えられることも広がるわけで、ドローンで何かが来るような感は得られるかと思います。

改正航空法の話

スライド20

ドローンに限らず、空ものラジコン全般に関わる法改正が2015年12月10日に施行されます。

航空:無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール – 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000003.html

これについてもざっくり触れました。

スライドは国交省の画像とか使ってて載せられないので、詳しくは国交省のページ見てねってことで。

スライド中で八戸市の人口集中地区(既定で飛ばせないエリア)を見せたんですが、そこは以下のサイトで確認できます。

地図による小地域分析(jSTATMAP)
https://jstatmap.e-stat.go.jp/gis/nstac/

出す手順は下記の通。

  1. 「お試し版」ボタン押下
  2. 「お試し版開始」ボタン押下
  3. 「青森」リンククリック
  4. 地図を八戸市周辺に移動
  5. 右上にある「行政界<未選択>」から「人口集中地区(H22年)」を選択
  6. 人口集中地区が赤斜線のエリアで表示される

平成22年の情報なので今は若干違ってると思うので参考までに。
こういう場所で飛ばしたい場合は申請が必要なので、先のページの「3.許可・承認の申請手続きの概要について」を参考に申請すること。

八戸市というか青森県は三沢空港事務所が管轄とのことです。

本省運航安全課及び空港事務所の連絡先等一覧
http://www.mlit.go.jp/common/001110211.pdf

単に「飛ばしますよ」という宣言で済むようではないので、申請書類の要綱は良く見た方が良いです。

今後申請がどのように運用されるかは気になります。
申請即スルーで有名無実化するのか、厳密化するのか。
先に官邸への落下という大きな事件があったので、当面は厳密化の方向かなとは思います。

で、何が来そうなの?

オチはアレ過ぎるので書けません。
イベントで話す機会があるときか直接お会いした時にでも。

最後に

プレゼン作ってイベントで話すのは久しぶりで、やっぱり人前で話すのは楽しいなぁと。
参加させていただきありがとうございました。

次回は三沢開催とのことで参加は難しいですが、次々回の八戸開催では続編でもやろうかと思います。
改正航空法施工後のラジコン屋界隈な話もできるかもしれません。

スライド28

ちなみにドローン販売・設定・操作指導など、義父の「岡ラジコンショップ」で承れます。
Inspire-1/Phantom 3 のデモフライトや、アプリによる自動操作のデモも可能です。

岡ラジコンショップ | 青森県八戸市の空ものラジコン専門店
http://oka-rc.jp/

ご興味ある方はお声がけください。

と、家業CMも挟みつつのイベント参加でした。
やっぱりイベントは楽しい。

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